kenshukai 「今、なぜプログラム評価なのか?」

第13回日本コミュニティ心理学会
研究・研修・倫理委員会合同企画ワークショップ
「今、なぜプログラム評価なのか?」

研究委員長    高畠 克子
研修委員長     塩谷 亨
倫理委員長 加賀美 常美代

私たちは、本年7月に立教大学で行われる第13回日本コミュニティ心理学大会に向けて、 研究・研修・倫理委員会合同企画による「今、なぜプログラム評価なのか」に関するワークショップ(講演会と分科会)の開催を予定しております。
21世紀に入って、コミュニティ心理学会では、さまざまな領域で行われているコミュニティ活動をどのように個人およびコミュニティのエンパワメントに繋げて、 予防・危機介入・アフターケアに有効に生かしていけるかを模索してきました。 翻って、第11回のコミュニティ心理学会では、South Carolina大学のDr. Wandersmanをお呼びして 「研究と実践の橋渡し:コミュニティ心理学・コミュニティ科学・エンパワメント評価」についてのお話を伺いました。 Dr. Wandersman は「Getting to Outcomes(GTO)-2004」を出版されましたが、コミュニティにおける組織や市民や研究者との協働による社会変革の可能性を、 ニーズアセスメントに始まり、目標設定・計画・実践・評価のプロセスを丁寧に協働していくことで実現されていくと話されました。 実際、日本でもGTOを実践されている方はこの学会にも何人かおられ、また実践途上にあって仲間と話し合いたいと考えておられる方もいらっしゃると思います。
そこで、この3委員会合同企画ワークショップは午前の講演会と午後の分科会で構成しました。 講演会では2名の若手研究者に登壇していただき、臨床家にとってのプログラム評価の意味、プログラム評価の定義や方法や倫理、 evidence-based approachのもつ意味などについて、簡単なlectureと話題提供していただきます。 そして午後の分科会では、興味のある分科会に参加していただき、午前中のお話しや議論を受けて、実践研究報告も交えながら議論していただきます。皆様の参加をお待ちしております。

日時 2010年7月17日 土曜日
受付け 午前9時30分、終了午後5時
場所 立教大学池袋キャンパス
〒171-8501 東京都豊島区西池袋3-34-1
詳細については確定次第学会ホームページにてお知らせいたします。
スケジュール 受付開始 9:30-
開会のご挨拶 10:00-10:05 研究委員長 高畠 克子(東京女子大学)
講演会 10:05-12:00 「今、なぜプログラム評価なのか?」
講師 福井 里江 先生(東京学芸大学)
講師 安田 節之 先生(西武文理大学)
昼食 12:00-13:00
分科会 13:00-15:45 A.産業領域
北島 茂樹先生(産業医科大学)
渡邊 直登先生(慶応義塾大学)
B.学校・教育領域
黒沢 幸子先生(目白大学)
田島 佐登史先生(目白大学)
C.精神・保健領域
福井 里江先生(東京学芸大学)
D.コミュニティ領域
武田 信子先生(武蔵大学)子育て関連
安田 節之先生(西武文理大学)老人関連
全体討論 16:00-17:00 各セクションの報告と討論:司会(高畠 克子)
定員 120名
参加資格及び参加費 日本コミュニティ心理学会正会員 4,000円
日本コミュニティ心理学会正会員(大学院生) 3,000円
非会員の一般の方 5,000円
非会員の大学院生の方 4,000円
*参加費は当日徴収いたします。7月1日を過ぎてのキャンセルはご容赦ください。その場合、後日徴収させていただきます。
参加申し込み方法 別紙<参加申込書>に必要事項をご記入の上、
下記に、E-mailかFAXにてご送付ください。
E-mailの場合⇒ 09wx001j@rikkyo.ac.jp 三枝将史(研修委員)あて
FAXの場合⇒ 048-471-7049
立教大学現代心理学部箕口研究室ワークショップ事務局あて
お申込みをいただいた方には1週間を目処に、担当者から連絡をさせていただきます。 1週間を過ぎても連絡がない場合、お手数ですが再度ご連絡くださいますようお願いいたします。申し込み用紙のダウンロードはこちらから
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参加申込の締め切り 2010年3月21日

本ワークショップの参加者のうち30%以上が臨床心理士資格を有していた場合、財団法人日本臨床心理士資格認定協会に継続研修のポイントの申請を行います。自動的に臨床心理士の継続研修のポイントになるわけではないことにご注意ください。

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