kenshukai 第24回大会プレコングレス 日本コミュニティ心理学会教育研修委員会企画研修会(基礎編) の開催について

日本コミュニティ心理学会 教育研修委員会では、第24回大会に先立ち、9月17日に、下記のプレコングレスを企画しました。

主にコミュニティ心理学初学者を対象とした研修会(基礎編)を開催します。

これまでありそうでなかった、コミュニティ・アプローチの事例検討を行います。「コミュニティ心理学の理論は学習したけれども、支援の現場で実際にどう活用すればいいの?」という疑問に対して、小グループによる事例検討を通して、参加者全員で考えます。
第24回大会参加者は無料で参加できます。30名程度まで先着順としますので、どうぞお早めにお申し込みください。

第24回大会プレコングレス 
日本コミュニティ心理学会教育研修委員会企画研修会(基礎編)

日 時:9月17日(金)18:30-20:00 @Zoom
テーマ:コミュニティ心理学的視点からの事例検討
参加対象者:以下、二つの条件を満たす方
 1)コミュニティ心理学の初学者、及びその知識を現場で活かしたいと考える人
 2)守秘義務を帯びた有資格者、またはその養成課程にある大学院生・学部生
定員:30名程度(人数に達し次第、締め切りの予定です)

研修指定論文:

飯田敏晴他 (2015) 「HIV感染の治療過程で自殺企図を繰り返した在日外国人:チーム医療における多文化間カウンセラーの役割をめぐって」こころと文化14(2),147-158.

内 容:

画一化を尊重し、主流とは異なるマイナーなものを排除しようした20世紀(植村, 2003)にあって、コミュニティ心理学は多様性を尊重しながら発展してきた。「コミュニティ」というネーミングは、保健行政や機関外での活動といった狭まった意味で受け取られることへの危惧から付けられたものである(山本, 1986)。では、コミュニティ心理学に基づいた理論と実践とは、具体的には、どのようなものなのであろうか。
COVID-19によるコロナ危機は、われわれの日常に、奇しくも、“当たり前が当たり前ではない”感覚をもたらした。そして、その気付きに基づいた新たな実践を模索していくことの必要性を再認識させる機会ともなった。こうした時にあって、コミュニティ心理学は、われわれに新たな知見をもたらしてくれるのではないだろうか。本研修会での指定論文は、当事者・支援者双方が難問発生状況に直面した事例である。その支援過程では、新たな対処法の獲得が常に模索され続けた。結果、“当たり前が当たり前ではないこと”への気付きの重要性が再認識された。
本研修会で使用する事例論文(以下、研修指定論文とする)は、多様性に配慮した心理支援の過程について検討したものではあるが、コミュニティ心理学的な視点での検討が十分になされているとは言えない。カンファレンス方式で行われる本研修会では、本事例が潜在的に有するコミュニティ心理学のエッセンスについて、葛西真記子先生(鳴門教育大学)からコメントをいただいた上で、参加者間での自由なディスカッションを行う。この事例検討を通じて、コミュニティ心理学の実践的、理論的な理解を深めていくことを目的とする。

当日の流れ(90分):

1)趣旨説明(5分)(司会:板東充彦)
2)著者から論文の補足説明(10分)(飯田敏晴)
3)コメンテーターからの事例論文へのコメント(葛西真記子)(10分)
4)ブレイクアウト・セッションによるディスカッション(30分)
5)全体シェアリング(30分)

申込期間・申込先:

申込日の違いにより、申込先が異なります。ご注意ください。
 1) 第24回大会参加者優先受付
    申込期間:本日〜2021年8月25日(水)
    申込先:https://forms.gle/TvAmkZ415gG3kZEi6
 2) 一般受付
    申込期間:2021年8月26日(木)〜9月8日(水)
    申込先:https://jscpkenshu2021.peatix.com(8月26日販売開始予定)
     ※ 第24回大会非参加者は有料(1,000円)

ただし、「第24回大会参加者優先受付」期間において定員を満たした場合には一般受付を行わない可能性があります。悪しからずご了承ください。
プレコングレスに先立ち、参加者には研究指定論文を郵送し、Zoom URLをお伝えします。Zoomでブレイクアウト・セッションを行いますので、画像と音声をオンにする準備をしてご参加ください。また、記録のために全体セッションの録画を撮らせていただきます。ご了解いただきますよう、よろしくお願いいたします。


日本コミュニティ心理学会教育研修委員会
委員長 飯田敏晴(立教大学)
副委員長 板東充彦(跡見学園女子大学)

教育研修委員会事務局:
問い合せ先:jscpkenshu@gmail.com
352-8588 埼玉県新座市北野1丁目2ー26
立教大学現代心理学部心理学科 飯田敏晴研究室気付

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