研修会「行政機関における児童虐待対応への コミュニティアプローチの最前線」のお知らせ
2009年度日本コミュニティ心理学会研修委員会主催
「3月の研修会」のご案内
児童虐待は平成19年で40,639件と児童虐待防止法施行前である平成11年と比べて3.5倍と増加の一途をたどっている。 また、児童虐待については従来の初期対応の強化による「児童虐待の早期発見と児童の早期保護」を中心とした処遇から、 従来のアプローチに加え施設等に保護された児童の家庭復帰や児童虐待そのものの予防にも重点が置かれており新たな局面を迎えている。 児童虐待は家庭という社会から直接見えにくい空間で起きていることが多く、 その発見や介入には地域のさまざまな立場の人々が連携して対処していくこと必要な問題である。 まさにコミュニティアプローチの重要な実践分野であると位置付けることができる。 また、児童虐待に対するアプローチは児童相談所をはじめとした行政機関が中心となり コミュニティのこころの健康に関わる代表的なものの一つであるといえる。この宿泊研修では児童虐待の問題の重要性を確認し、今後コミュニティ心理学がどのような役割を果たしていくのか検討していく機会としたい。
日時 | 2009年3月14日(土)~3月15日(日) | ||
場所 | 群馬県水上温泉 水上館 群馬県利根郡みなかみ町小日向 (JR上越線 水上駅より徒歩15分 上越新幹線 上毛高原駅よりシャトルバスあり) |
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スケジュール | 3月14日(土) | ||
13:30 | 受付開始 | ||
14:00 | セッション1 | 「児童虐待の現状と取り組みについて」 話題提供:三枝 将史(埼玉県所沢児童相談) |
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16:00 | セッション2 | 参加者からの話題提供とディスカッション | |
18:00 | セッション終了 | ||
19:00 | 懇親会を兼ねた夕食 | ||
21:00 | 懇親会終了 | ||
3月15日(日) | |||
9:00 | セッション3 | 「虐待により施設入所となった児童の家庭復帰にかかわる他機関との連携について(仮題)」 話題提供:江川 亜希子(東京都児童養護施設 心理職) |
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11:30 | セッション終了総括 | ||
12:00 | 解散 | ||
定員 | 20名 | ||
参加資格及び参加費 | 1 日本コミュニティ心理学会正会員(一般)* | 13,000円 | |
2 日本コミュニティ心理学会正会員(大学院生)* | 10,000円 | ||
3 守秘義務を有する心理臨床家 | 16,000円 | ||
4 心理学等を学ぶ大学院生 | 13,000円 | ||
*ただし年会費の滞納がないことが条件。 年会費が未納の場合でも参加は可能であるがそのときには一般の参加費での参加とする。 会費の納入については学会事務局までお問い合わせ下さい。 申し込み間際に納入された場合はその旨を申込書に記載してください。 おって確認方法をお知らせいたします。 また、連絡は基本的にE-mailで行います。FAX等でのご連絡を希望される場合は 申込書の欄のFAX番号の記載に誤りがないかよくご確認のうえお送り下さい。 |
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参加申込方法 | 別紙<参加申込書>に必要事項をご記入の上、 下記に、E-mailかFAXにてご送付ください。 E-mailの場合⇒ m-saeg@td6.so-net.ne.jp (研修委員 三枝 将史宛) FAXの場合⇒ 048-471-7049(立教大学現代心理学部 箕口研究室内) 立教大学現代心理学部箕口研究室ワークショップ事務局あて お申込みをいただいた方には1週間を目処に、担当者から連絡をさせていただきます。 1週間を過ぎても連絡がない場合、お手数ですが再度ご連絡くださいますようお願いいたします。 |
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申し込み用紙のダウンロードはこちらから Word版 PDF版 |
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参加申し込みの締め切り | 2009年3月2日 | ||
参加の可否は個別にご連絡を差し上げます。 参加費は当日、会場にて徴収いたします。3月2日を過ぎてのキャンセルはご容赦願います。 それ以降のキャンセルの方については参加いただかなかった場合も参加費をいただきます。 この研修会についての問合せは、上記のメールアドレスにお願いいたします。 ここでいただいた個人情報は、3月14日、15日の研修会に関連する業務(話題提供者の選択、部屋割り等)以外には使用いたしません。 |