kenshukai 2005年度第ニ回研修会「コミュニティ・アプローチの実際」報告

第ニ回研修会「コミュニティ・アプローチの実際」報告

2005年度第二回研修会が以下の通り開催されました。)

テーマ コミュニティ・アプローチの実際
日時 2006年3月11日(土)13時~12日(日)12時
場所 晴海グランドホテル(東京)
講師 久田 満(上智大学)
参加者 10名(男性5名・女性5名)
形式 合宿形式(一泊二日)、ワークショップ形式
内容 1)コミュニティ心理学の基本的鍵概念に関する講義
・危機介入
・セルフ・ヘルプグループ
・ソーシャルサポート

2) 講義を基にした実践報告
・地域高齢者への介入

3) 参加者の実践報告及び討論
・実践報告Ⅰ:自立援助ホームのスタッフ研修の在り方
・実践報告Ⅱ:更正施設入所者のための社会復帰プログラムの可能性
・実践報告Ⅲ:電話相談活動の光と影

参加者の感想 他の人の活動報告が聞けて勉強になった。
少人数で意見交換できてよかった。
研修会の案内はもう少し早めにお知らせがあると良かった。
若い人(&精神的に若い人)と交流ができてよかった。
すでに実践している人だけでなく、これからという院生がもう少しいると勉強になって良かったのではないか。
自分の殻に閉じこもらないで,いろんな人と出会えて気づきやひらめきがあった。
基礎理論をもう丁寧におさらいして欲しかった。
実践報告を聞いていて、実践においてはバランス感覚が必要だなと思った。
新入学会員のリクルートとしての研修会という位置づけもいいのではないか。
コミュニティ心理学の授業がない大学も多いので、そこへも開かれるとよい。来たい人はたくさんいるのではないか。
研修会に参加して、この学会に入ってよかったと改めて感じた。権威的でなく,心理学の知識がなくても歓迎してもらえる温かさがある。人の温かさを感じられる学会だと思う。
実践でやっている人の話を聞く事で、本を読んでいるだけでは身につかないものに気づけてよい。苦労したことなどを聞けるのがいい。
泊まって話せるのがいい機会だと思う。昔のシンポジウムのにおいを残していけるといいのでは。
キャリアを積んだ人も多いので、院生がもっとコミットしてネットワークを作る機会になっていくといいのではないか。
自分がやろうとしていることと同じことをしている人はいないが、自分がやろうとしていることのエッセンスはさぐることができると感じた。自分に必要なものを考えていくのにとても刺激になった。
参加している人の開拓していく精神、自分から行くことの気の持ちようが刺激になった。
これまでやこれから知り合っていく人とのネットワークが財産だなと思った。
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