taikai 多様性を楽しむ社会の実現に向けて

日本コミュニティ心理学会コミュニティ心理学会第14回大会を終えて

第14回大会会長 久田 満(上智大学)
副大会長 丹羽郁夫(法政大学)

 2011年7月16日(土)・17日(日)の暑い日に、上智大学四谷キャンパスにおいて、日本コミュニティ心理学会第14回大会を開催し、無事に終えることができました。ここに大会の様子の一端をご報告し、学会長の北島茂樹先生はじめ座長や司会をお願いした理事の先生方、急な依頼にもかかわらず「院生のつどい」のコーディネーターを快く引き受けて下さった三枝将史氏、そして何よりも当日参加し発表し盛り上げて下さった会員各位に厚く御礼申し上げます。
前年の10月3日に第1回大会準備委員会を開き、「余裕の船出」だと思っていたのですが、「3.11」以降、上智大学内のすべての部署の機能が中断もしくは混乱し、学事日程等も大幅に修正され、正式な教室等の使用許可が下りたのが5月下旬でした。そのせいもあって、大会プログラムの確定と発表論文集の印刷・発送が大幅に遅れてしまい、大変なご迷惑をおかけしましたことは、大会長の不徳の致すところであり、改めて皆様に深くお詫び申し上げます。そんな中での大会で、予約参加者数も前年と比べてかなり少なく、大幅の赤字を覚悟いたしましたが、幸いなことに当日は猛暑の中多くの方々にご参加いただき、なんとか予算内に収めることができました。参加者は、会員、非会員、学生すべてを含めて合計175名となり、昨年の大会を下回りましたが、特別な年であったことを考慮すれば、まずまずの出来たったのではないかと思っております。 研究発表は、口頭・ポスター合わせて合計40件で、どの会場からも外の気温よりも熱い討論の声が響いていました。大会企画は3つ準備しました。1つ目は「基調講演」として長瀬修氏(東京大学)に、障害学(Disability Studies)の立場から、ご自身の被災地での体験を絡めて、いわゆる社会モデルに基づく障害の定義や障害者の社会参画、合理的配慮の欠如といったコミュニティ心理学を学ぶものにとって不可欠な考え方について明快かつ具体的に講義していただきました。このご講演を受けて、2つ目の大会企画である「シンポジウム」では、今回の大会テーマである「多様性を活かし、そして楽しむ社会を実現させるために何が必要か」を語り合いました。
シンポジストには知的障害者の就労支援に深く関わっていらっしゃる前出の長瀬氏に加えて、ゲイやレズビアンといったセクシャルマイノリティと呼ばれる人々の支援活動を続けて来られた精神科医の平田俊明氏、大学病院に設置されている院内学級の教師として重い疾患と闘っている子ども達の教育に携わって来られた副島賢和氏に登壇いただき、司会をアジア系留学生のサポートを長年続けて来られた加賀美常美代氏(お茶の水女子大学)にお願い致しました。実はシンポジストの方々には大会前にお集まりいただき、会場の下見と大会当日の打ち合わせを綿密に行いました。おそらくそのおかげでシンポジウムはスムーズに展開し、お集まりいただいた皆様に有意義な時間を提供できたのではないかと自負しております。
3つ目の大会企画は、「東日本大震災支援活動報告会」です。これは大会プログラムが定まってからの、まさに緊急特別企画であり、時間帯と会場はもちろん登壇者の確保に苦心しました。その結果、萩原豪人氏(慶応大学)、田丸勇祐氏(区立小学校SC)、そして久田が報告者となり、丹羽が司会を務めさせて頂きました。討論のための十分な時間が確保できず、また二日間にまたがる報告会となりましたが、ご自身も被災された菅井裕行氏(宮城教育大学)からの示唆に富むご指摘や励ましを頂戴し、ある程度の意味はあったのではないかと感じております。大会二日目は、4つの企画がございました。まず、国際交流委員会が中心となって開催されたパネルディスカッション-「コミュニティ心理学の世界的動向と国際化へ向けた取り組み-日本のコミュニティ心理学の国際化のこれから」では、世界4ヶ国のコミュニティ心理学者のインタヴュービデオを題材に、日本コミュニティ心理学会が国際化にむけてどのような貢献でき得るのかを、北島茂樹氏(日赤九州国際看護大学)と伊藤亜矢子氏(お茶の水女子大学)を中心に討論されました。
また、ワークショップ(1)「コミュニティとの遭遇-学校への入り方」では、女性のベテランSC黒沢幸子氏(目白大学)と男性の若手SC萩原豪人氏の「入り方」が紹介され、フロアーとの間で活発な議論がなされました。
ワークショップ(2)は、箕口雅博氏(立教大学)と山本耕太氏(立教大学大学院)がWebによって調査した当学会会員の学会に対するニーズなどの集計結果が提示され、フロアーの会員とともに今後の学会のあり方が議論されました。非常に興味深いデータが集まり、貴重な資料となったのではないかと思います。
編集委員会の企画である「研究論文の書き方セミナー」では、委員長の大石幸二氏(立教大学)と久田が新しい投稿規程や審査のプロセスを紹介したうえで、具体的にどのように執筆を進めるかについて査読者としての経験を踏まえて講義いたしました。 このテーマに関心のある会員が想像以上に多くて会場に入れなかったという声も聞かれ、驚くと同時に企画の甘さを反省いたしました。懇親会は、例年通り、初日の夜に開催しました。料理やお酒にはあまりお金をかけず、いくつかの企画で楽しんで頂こうと考えました。
その1つが本学名誉会員山本和郎先生の登場です。「うわさ」は流れていたのかもしれませんが、驚かれた方も多かったのではないでしょうか。もう1つは、星野命先生(同じく名誉会員)の発案による高畠克子氏の出版祝賀会です。「コミュニティ・アプローチ(東大出版会)」は、わが国では3冊目の単著となります。さらに、山本和郎先生の教え子でもある田中究氏とそのお仲間(ボンソワールズ)によるジャズとボサノバの生演奏が昼間の討論で疲れた身体と心を癒してくれました。若手研究・実践奨励賞の授賞式も執り行いました。受賞された萩原豪人氏の活躍を期待したいと思います。以上、大雑把ではありますが、第14回大会のあらましをご報告いたしました。最後に個人的な思いで大変恐縮ですが、大会事務局長としてまさに東奔西走してくれた安田(旧姓:大畠)みどりさん、そして大会準備委員の皆様と上智・法政両大学院院生から成る「クルー」に対して、心からの感謝の言葉を送りたいと思います。皆さんのまさに献身的なコミットメントのおかげで我々は、大会長・副大会長としての大役をどうにか果たすことができました。

以上、第15回大会が大成功となるよう祈りつつ、大会報告といたします。

 

 

研究発表

 

1日目 7月16日(土)
口頭発表1   10:00~12:00 3-124教室 座長 北島茂樹 先生
O1-1 中田智惠海
セルフヘルプグループの設立者の意図、その意義、また課題は何か
O1-2 良原誠崇
自死による死別体験者の支援グループの機能と参加者のプロセス
O1-3 花崎有紀子・塩谷亨
社員の自殺を巡る企業に対する臨床心理士の事後対応の報告(3):
事故の心理的な影響からの回復と職務上のストレスとの関係
O1-4 石田祐樹・塩谷亨
CEAPSのSt尺度の高得点者に対する筋弛緩法の効果
-企業従業員に実施したリラクセーション研修のデータを用いて-
O1-5 川戸悦代・塩谷亨
労働者用コミュニティ感覚尺度の信頼性と妥当性-IT関連企業の従業員を対象にして-
口頭発表2   10:00~12:00 3-171教室 座長 高畠克子 先生
O2-1 加々美智光・川戸悦代・塩谷亨
日本版大学生用コミュニティ感覚尺度作成の試み(1)-項目の選定および内的整合性の検討-
O2-2 池田満
サークル等活動への所属が大学生における学校(大学)適応に及ぼす影響
-大学組織によるサークル活動促進を通した不適応予防への示唆-
O2-3 吉永真理・綾千晶・入倉彩子・大愛理歌・兼城賢志・壁谷眞由美・菅明日香・田島祐奈・則松あゆみ・平林小由利
キャンパス・コミュニティへの心理的援助システム浸透過程の検討:
教職員の「相談」意識の変化を手がかりに
O2-4 池田忠義・佐藤静香・堀匡
東日本大震災後の大学コミュニティにおける学生相談活動の展開-震災直後からの初期活動-/FONT>
O2-5 萩原豪人・岡本亜美・久田満
東日本大震災において被災した子どもとその家族に対する心理的支援(中間報告)
―避難所生活を送る子どもへの「遊びの出前」活動―
ポスター発表1   10:00~12:00 3-123教室  
P1-1 伊藤亜矢子
全校型支援を行うスクールカウンセリングの理論的検討③
-学級をベースにした全校型支援の可能性-
P1-2 北澤南海・伊藤亜矢子
小学校における授業観察と学級風土質問紙の照合-教師の指導行動に着目して-
P1-3 中根由香子・伊藤亜矢子
教師とSCの協働による心理教育プログラム実施における配慮事項
-教師からの要請やコメントに着目して-
P1-4 小栗貴弘
不登校予防プログラムの形成的評価とインパクト評価に関する研究
-不登校減少までの3年間の実践とプログラム改善の過程-
P1-5 安田節之
地域参加を促進するための新しい生涯学習プログラム:初年度における導入とマネジメント
P1-6 岡本卓也・林幸史・藤原武弘
通学路に対する安全意識と地域安全マップ(2)~地域安全マップの利用実態と評価~
P1-7 石盛真徳・岡本卓也・加藤潤三
コミュニティ意識尺度(短縮版)作成の試み
P1-8 高橋美保・森田慎一郎・石津和子・李健實
日韓の就労者が抱く失業者への意識の比較検討-コミュニティ感覚に注目して
P1-9 荒井久美・久田満
若年就労者の職場へのコミュニティ感覚-メンタルヘルスと上司のリーダーシップとの関連-
P1-10 岡田理恵子・久田満
青年期のストレス体験に起因した自己成長感が就職活動不安に及ぼす影響
2日目 7月17日(日)
口頭発表3   10:00~12:00 3-124教室 座長 高橋直 先生
O3-1 藤木美奈子・久田満
DV・虐待被害者のための回復プログラム
~母子生活支援施設におけるシングルマザーに対するSSTの効果~
O3-2 太田仁
中学生の対人行動の認知と援助要請態度との関連性②
-集団成員性の獲得による社会的スティグマへの影響について-
O3-3 内堀麻美・久田満玉
大学生における心理的専門援助に対する援助要請に関する研究
O3-4 岡村佳代
ニューカマー生徒の困難対処における人的リソースとその役割
-中学校時代の振り返りからの一考察-
O3-5 朴エスター
韓国の帰国生の学校生活におけるストレスの滞在国別比較
-アメリカ・日本・中国からの帰国生を中心に-
口頭発表4   10:00~12:00 3-171教室 座長 渡辺直登 先生
O4-1 増田真也・北岡和代
ポジティブな状態を尋ねる質問項目の問題:MBI-GSを用いた項目の方向性と順序の検討
O4-2 池田琴恵・池田満
GTOTMツールを用いた学校評価実施の技術支援とその効果③:
校長との協働による学校の特性に合わせたワークシートの開発
O4-3 大林祐司
外部EAP機関における企業へのコンサルテーションの実践
-コンサルティへの行動支援的アプローチ-
O4-4 隅谷理子
企業の復職支援における管理監督者の体験プロセス-ラインへの支援内容の検討をめざして-
O4-5 飯島文子・黒田浩司
臨床の場で「人を育てる」ということ-プリセプターの新人看護師指導プロセス分析-
ポスター発表2   10:00~12:00 3-123教室
P2-1 源氏田憲一
資料館ボランティアにおける解説の多様性:「ヒロシマ ピース ボランティア」の調査報告(1)
P2-2 目黒達哉BR>傾聴ボランティアに関する実践研究(4)-養成講座受講へのアンケート調査からの検討-
P2-3 矢内真理子
> 家庭児童相談室のソーシャルサポート機能の分析-1年間の親との手紙交換のプロセスから-
P2-4 川上華代・久田満
先天性心疾患患者の自立をめぐる体験-成人患者へのインタビュー調査-
P2-5 井上夏希
親のがんと向き合う子の経験に関する心理臨床的研究
P2-6 佐々木芽里・久田満
乳がんの治療方針決定時における患者の意思決定参与度-仮想場面を用いた影響要因の検討-
P2-7 飯塚暁子
総合病院における臨床心理士のコンサルテーション・リエゾン活動(2)
-依頼経路、精神科へのコンサルテーションの実施状況の分析-
P2-8 安田みどり
心理専門職への援助要請を促進する環境の検討-看護師を対象として-
P2-9 坂本裕
公立学校教員のバーンアウトに関する調査研究
-小学校・中学校・高等学校・特別支援学校の教員を対象として-
P2-10 久野光雄・高橋英樹
他領域の文献から考える心理臨床領域における”顧客”~もし心理職がドラッカーを読んだら~

日本コミュニティ心理学会 第14回大会のご案内 (1・2号通信)

2011年3月31日
日本コミュニティ心理学会会員各位 日本コミュニティ心理学会第14回大会は、2011年7月16日(土)、17日(日)の二日間にわたって、上智大学四谷キャンパスにおいて開催されます。
この大会では、「多様性を楽しむ社会の実現に向けて」をテーマに掲げ、口頭・ポスター発表はもとより、大会企画講演、シンポジウム、パネルディスカッション、ワークショップ、そして院生の集いや懇親会等、様々な企画を用意いたしました。
参加される皆様と一緒に、多様性を楽しみ、共に生きるコミュニティの在り方について考える機会にできればと願っております。
会場は、都心の真ん中に位置し、交通至便な四谷キャンパスです。準備委員会一同、皆様のご来駕を心よりお待ち致しております。どうぞ奮ってご参集くださいますよう、ご案内申し上げます
日本コミュニティ心理学会第14回大会
準備委員長 久田 満
副委員長 丹羽郁夫

Ⅰ.大会日程・スケジュール

1. 会期 2011年7月16日(土)・17日(日)の2日間
2.会場 上智大学四谷キャンパス  〒102-8554 東京都千代田区紀尾井町7-1
3. 日程

7月15日(金)
-大会前日-
7月16日(土)
-大会1日目-
7月17日(日)
-大会2日目-
午前 ・受付
・ポスター発表
・口頭発表
・受付
・ポスター発表
・口頭発表
院生の集い
午後 ・大会企画講演
・大会企画シンポジウム
・総会
・パネルディスカッション
・ワークショップ
夕刻 ・理事会 ・懇親会

Ⅱ.大会案内

1. プログラム

【大会企画講演】 第1日目:7月16日(土)

テーマ:障害学の視点(仮)
講演者:長瀬 修(東京大学大学院経済学研究科・特任准教授)

【大会企画シンポジウム】 第1日目:7月16日(土)

テーマ:多様性を楽しむ社会の実現に向けて
演 者:話題提供 長瀬 修(東京大学大学院経済学研究科・特任准教授)
平田敏明(しらかば診療所・精神科医/臨床心理士)
副島賢和(昭和大学病院内さいかち学級・教諭)
指定討論 加賀美常美代(お茶の水女子大学)

【パネルディスカッション】 第2日目:7月17日(日)

・テーマ:コミュニティ心理学の世界的動向と国際化へ向けた取り組み
-日本のコミュニティ心理学の国際化とこれから-
・企 画:日本コミュニティ心理学会国際交流委員会

【ワークショップ】 第2日目:7月17日(日)

1.「投稿のすゝめ-研究論文の書き方」:久田満(上智大学)
2.「学会のあり方を考える-Webによる会員のニーズ調査から」:箕口雅博・山本耕太(立教大学)
3.「コミュニティとの遭遇-学校への入り方」
:黒沢幸子(目白大学)・丹羽郁夫(法政大学)・萩原豪人(慶應義塾大学)

【院生の集い】 第1日目:7月16日(土)

・院生・学生の皆さんのご参加をお待ちしています。

【懇親会】 第1日目:7月16日(土)

・多数のご参加をお待ちしております。事前予約をお願いいたします。

2.発表
【口頭発表】 第1日目:7月16日(土)・第2日目:7月17日(日)
・発表時間は質疑応答を含め1件につき20分程度です。詳細は、Ⅳ.原稿作成要領を参照してください。【ポスター発表】 第1日目:7月16日(土)・第2日目:7月17日(日)
・在籍責任時間(質疑応答時間)を設けます。詳細は、Ⅳ.原稿作成要領を参照してください。

【発表資格】
・筆頭発表者は、2011年4月30日の時点で当学会の正会員であることが必要です。
正会員でない方は、以下のスケジュールに従って、手続きを完了するようにお願いいたします。
1.入会申込…入会申込書を2011年4月14日(木)必着(※入会期限を延長しました)
「学会事務局(立教大学)」にお送りください。
2.審査通知…理事会で入会が承認された場合、会費(入会金・年会費)の振込用紙をお送りします。
3.会費振込…会費振込締切は2011年4月28日(木)です。
・正会員のうち、会費未納の方は、至急過年度年会費の納付をお済ませください。
・連名発表者は、非会員でも可ですが、大会参加費納入を発表の条件とします。

3.手続き
【参加申込】 締切日:2011年4月28日(木)
・大会予約参加・研究発表(口頭・ポスター)・懇親会の申込は、同封の郵便振替用紙の所定の欄に
チェックを入れていただき、その金額を申込締切日の2011年4月28日(木)までに払い込んでください。
締切以降の発表申込は受け付けることができません。また当日参加料金を申し受けます。
・郵便振込用紙は、「大会参加申込」と「研究発表申込」の受付証を兼ねております。
紛失されないようご留意いただき、大会当日にお持ちください。
また院生・学生の方は学生証も持参してください。【諸費用】
・大会参加費・懇親会費

正会員 非会員 懇親会
予約 当日 予約 当日 予約 当日
一般 6,000円 7,000円 7,000円 8,000円 4,000円 5,000円
院生・学生 3,000円 4,000円 3,000円 4,000円

※正規の大学院生が筆頭発表者の場合、学会補助金により参加費は免除となります。申込締切までに、
発表希望種別を明記し、大会事務局(communitytaikai14@yahoo.co.jp)にメールでご一報ください。
※懇親会は原則予約制です。余裕がある場合は当日受付を行います。

大会予約参加・研究発表・懇親会の申込締切
2011年4月28日(木)
払込先(郵便局)  加入者名:日本コミュニティ心理学会第14回大会
口座番号:00140-2-710692

4.その他
・宿泊・交通については、ご自身で手配をお願い致します。
・昼食は、大学内の学生食堂やコンビニエンスストア、大学付近の飲食店等をご利用ください。
5.連絡先
【第14回大会に関する連絡先】
第14回大会事務局
上智大学総合人間科学部心理学科
コミュニティ心理学研究室内
〒102-8554 東京都千代田区紀尾井町7-1
Tel:03-3238-3827(直通)
E-mail:communitytaikai14@yahoo.co.jp
【学会(入会手続・住所変更等)に関する連絡先】
学会事務局
立教大学現代心理学部 箕口研究室内
〒352-8558 埼玉県新座市北野1-2-26
Tel/Fax:048-471-7049
E-mail:jscp@grp.rikkyo.ne.jp
6.予定
・2011年4月14日(木)入会申込締め切り
4月28日(木)大会予約参加・研究発表・懇親会の申し込みの締め切り
5月19日(木)研究発表の論文集原稿提出の締め切り
6月30日(木)プログラム・発表論文集の発送
※学会ホームページ(http://www.soc.nii.ac.jp/jscp2/)にて、随時、関連情報をお伝えします。
Ⅲ.会場案内・交通案内
上智大学四谷キャンパス  JR中央線、東京メトロ丸ノ内線・南北線 四ッ谷駅から徒歩5分
【新幹線をご利用の場合】
東京→(JR中央線)→四ツ谷
【飛行機をご利用の場合】
羽田空港→(東京モノレール)→浜松町→(JR山手線・京浜東北線)→東京→(JR中央線)→四ツ谷
羽田空港→(京浜急行)→品川→(JR山手線・京浜東北線)→東京→(JR中央線)→四ツ谷

Ⅳ.原稿作成要領

【論文集用原稿の送付】原稿送付締切日:2011年5月19日(木)当日消印有効 

発表申請書(本通信に同封)と論文集用原稿を、期日までに必ず大会準備委員会事務局にご送付ください。
・論文集用原稿は、口頭発表・ポスター発表のいずれの場合にも、発表論文集原稿の書式に従って作成してください。
・参加費免除に該当する正規の大学院生は、発表申請書に学生証のコピーを貼付してください。
・鮮明に印字した完成原稿を、折らずに郵送でご提出ください。E-mail、Faxでは受け付けできません。

【発表要領】

・口頭発表は、質疑応答を含め、1件20分以内を予定しています。発表会場にはパソコン(Windows)、
プロジェクターが用意されています。Macintoshを使われる場合はご持参ください。
・ポスター発表は、横80cm×縦180cmのスペースにポスター掲示を行い、発表と質疑応答をお願いします。
掲示形式は特に定めませんが、参加者にわかりやすいよう、ポスター上部に発表タイトル・
氏名と所属を明記してください。
ポスター掲示時間は2時間ですが、在籍責任時間を指定された時間に設けます。掲示時間終了後は、
速やかに片づけてください。また、複数の発表者で関連した発表をされる場合は、隣接した場所をご用意しますので、
どの発表と関連発表であるかを明記してください。
・発表形式に関わらず、当日会場で配布する資料等がありましたら、ご自身でご用意ください。
当日、会場での複写依頼等に応じることはできません。

【発表論文集原稿の書式】

1.原稿はA4版、2段組み(段組みの感覚は2文字程度)、2ページで作成してください。
2.余白は、上は25ミリ、下は30ミリ、左右は25ミリです。
3.タイトルはMSゴシック・14ポイント程度中央寄せ、発表者名と所属はMS明朝・12ポイント程度中央寄せです。
4.本文は、MS明朝・10.5ポイント程度です。
5.1枚目の本文の字数は22文字×33行、2枚目の本文の字数は22文字×38行ですが、大きく逸脱しない程度であれば、変更していただいても結構です。
6.ページ番号は、絶対に打たないでください。
7.提出していただいた原稿は、そのまま製版されますので、黒で鮮明に印刷してください。

完成原稿イメージ図

※この書式は、学会ホームページ(http://www.soc.nii.ac.jp/jscp2/) から取得できるようにする予定です
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