『能登半島地震被災者サポートプロジェクト(のとサポ)』のご案内
学会会員の皆様
この度、有志により、日本コミュニティ心理学会ワーキンググループ『能登半島地震被災者サポートプロジェクト(のとサポ)』立ち上げました。
そして、以下のURLに示すイベントを企画しました。
本イベントの趣旨はこの度の地震で甚大な被害を受けた被災者やその支援者にとって有益な情報を提供し、併せて参加費を被災地に寄付することです。
1月1日に発生した能登半島地震では多くの方々が被災し、物質的支援だけでなく、心 理的支援も大きなニーズがあると考えます。しかしながら今回の地震では、地理的な要 因もあり、安易に現地へ向かうことがかえって支援の妨げになることも指摘されています。
そのため、我々が今いる場所から何かできることはないかと考え、今回の研修会を企画 しました。現地で支援にあたっていらっしゃる方や、実際に地震を体験した心理士の方などをお招きし、現地の状況やニーズなどについてお話を伺います。
研修会は動画配信の形で、まずは3月までに2回実施します。チケット代から手数料を差し引いた金額は全て石川県臨床心理士会に寄付させていただきます。
イベント概要
第1回 2/21配信開始
登壇者:萩原豪人(杏林大学)・久田満(上智大学)
テーマ:「災害時の学校コンサルテーション」
※2回目以降の予定は確定し次第ご案内します
※チケットを購入された方は、全てのイベントに参加することができます
※動画配信開始以降も申し込むことが可能です
※配信期間は3月31日までを予定しています
第1回目では、萩原豪人先生(杏林大学)をお招きし、被災地の中学校に緊急支援をした経緯と内容についてお話しいただきました。緊急支援時に、「何(例えば学級ミーティング)をするか」だけではなく、「どのようにするか」という点にまで踏み込んだものとなっています(60分)。
第2回 3月4日配信開始
登壇者:小林深吾(ピースボート災害支援センター)・久田満(上智大学)
第2回目は、NPOのメンバーとして能登半島で活動した内容や、被災地の支援者との協働、長期にわたって支援を続けるために何をするべきかなどをお話しいただいています(66分)。
◆重要:チケットの種類について◆
本研修会は、皆さまからの参加費を被災地に寄付することを趣旨としております。
そのため、本イベントでは金額の異なる複数の種類のチケットを用意しています。
お考えに合わせ、チケットをお選びいただければと思います。
金額にかかわらず、いずれも参加・視聴可能なコンテンツは同じですのでご注意ください。
また、イベントの趣旨を踏まえ、石川・福井・富山・新潟県在住の方を対象とした無料のチケットも用意しています。当該地域にお住まいの方は、無料のチケットも選択することが可能です。
寄付金額の実績につきましてはご参加いただいた方に報告させていただきます。
●主催:日本コミュニティ心理学会ワーキンググループ
『能登半島地震被災者サポートプロジェクト(のとサポ)』
久田満・飯田敏晴・中村菜々子・永井智
後援 日本コミュニティ心理学会