アメリカ心理学会 コミュニティ心理学会年次大会 2024 発表企画の募集について
APA（アメリカ心理学会）の第27部会であるSociety for Community Research and Action(SCRA)年次大会は、ワシントン州シアトルで2024年8月に開催されます。第 27部会（SCRA）のテーマは、「コミュニティ心理学の視点からの新しい想像、新しい世界、新しい未来の構築」であり、2023年の定期大会のテーマである「私たちはここからどこに向かうのか？」（故マーティン ルーサー キング牧師の書籍のタイトルに端を発し、2023年アメリカコミュニティ心理学会のテーマ）を基にしています。世界中の種々なるコミュニティは、公正(social justice)、幸福 (happiness)、およびウェルネス (wellness)を最適化する新しい未来を求めています。
シンポジウム、批判的対話、ポスター、スキルビルディング、およびデータブリッツ（研究データの発表）セッションを通じて企画書を募集しています。以下の質問やテーマに対する企画書の提出をご検討ください：
- コミュニティ心理学の脱植民地化(decolonization)の作業を続けるとはどういう意味か？
- コミュニティ心理学でどのように脱植民地化および解放的な研究手法が使用されているか？
- コミュニティ心理学において脱植民地化および解放的(liberatory)な研究を統合するための「ベスト・プラクティス」は何か？
- 脱植民地化および解放的な研究は、より広範なシステム変革にどのように導くか？
- 次世代のコミュニティ心理学者により多くの脱植民地化および解放的なフレームワークおよび手法を提供することは何を意味するか？
テーマには次のものが含まれます：
- 新しい知識、思考、行動による新しい空想の構築
- コミュニティ研究とコミュニティ心理学の斬新なる方法の創造による新しい世界の構築
- 知識の地域固有の方法を統合し、コミュニティ心理学における研究と実践の代替的な未来を形成する
- コミュニティ心理学の実践を通じたシステム変革と変容のモデルの作成
- コミュニティのための異なる未来とウェルビーイングを創造する
重要＊企画締め切りは1月10日水曜日の午後5時です。提出後、企画の査読を通して、合否は２ヶ月ほどで通知があります。
詳細にわたる情報は、https://convention.apa.org/proposals のサイトを訪れるか、Dawn X. Hendersonに直接連絡してください（dawnxhen@gmail.comまたはdxhenderson@villageofwisdom.org）。第27部会のテーマについて詳しくはこちら（https://scra27.org/american-psychological-association-conference/）をご覧ください。あるいは、SCRA アジア地区代表（Aomi Kuwayama, Shizuka Yanagii, Toshi Sasao）宛に、icu.scra.asia@gmail.comまでご連絡ください。
日本からの応募をぜひお待ちしております。提出に当たって、不明な箇所がある場合、どうかご連絡ください。
SCRA Asia Region
桑山蒼美 大阪大学大学院
柳井静香 国際基督教大学大学院
笹尾敏明 国際基督教大学