etc 2022年度優秀論文賞・出版賞の選考結果について

日本コミュニティ心理学会会員各位
 
 平素より学会活動にご協力いただきましてありがとうございます
 先日の総会におきましても報告されましたが、2022年度優秀論文賞・出版賞の選考結果について、下記の通りお知らせいたします。受賞者の皆様、おめでとうございます。
 また、選考結果はお知らせ済みの「若手学会員研究・実践奨励賞」について、受賞理由を追加でお知らせいたします。
 併せてご確認のほど、よろしくお願いいたします。

 研究推進委員会 石盛

<優秀論文賞>

2021年度発行の25巻に掲載された査読論文2編を選考対象として、選考委員会(理事会)で優秀論文賞の選考を行い、下記の1論文の受賞を決定しました。

大竹裕子「紛争後ルワンダにおけるコミュニティ回復に関するエスノグラフィ」

<出版賞>

2021年度発行の学会員が筆頭あるいはそれに準ずる立場で監修・編集・執筆したコミュニティ心理学に関連する著作のうち、会員から推薦があった著作を選考対象として、選考委員会(理事会)で選考を行い、下記の3点の受賞を決定しました。

  • 久田満・飯田敏晴
  • 「心の健康教育(コミュニティ心理学シリーズ第1巻)」金子書房
  • 時岡晴美・大久保智生・岡田涼・平田俊治「地域と協働する学校:中学校の実践から読み解く思春期の子どもと地域の大人のかかわり」福村出版
  • 萩原豪人「実践スクールカウンセリング: 効果的なコミュニティ・アプローチの方法」 大月書店

<2022年度若手学会員研究・実践奨励賞>

若手学会員研究・実践奨励賞に関する規程に基づき、選考委員会(常任理事会)で選考を行い、下記の2件の受賞を決定しました。
授賞理由については下記を参照のこと。

・嘉陽彩乃(お茶の水女子大学基幹研究院)ソーシャルワーカーのバーンアウト予防関連変数の検討
 受賞理由:コロナ禍という社会福祉的ニーズが高まる中でのソーシャルワーカーのバーンアウトに関連する要因の解明とバーンアウト予防に関する短期セミナープログラムの効果検証を行うことの重要性が高く評価された。

・上田仁(愛知県庁)コロナ禍の大学生が得ている友人からのサポートの効果検証
  受賞理由:コロナ禍におけるソーシャルサポートのメンタルヘルスへの有効性に一貫性がなく、コロナ禍特有のソーシャルサポートの効果は研究されていない現状において、非対面接触というコロナ禍特有のソーシャルサポートが、どのようにメンタルヘルスと関連があるかの検証を試みようとする点が高く評価できる。

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