第15回 心理学検定のご案内
本学会が加盟している、日本学心理諸学会連合で実施している、心理学検定について、以下の案内がありましたので、ご案内いたします。
心理学検定のご案内
心理学検定は、本会を含む心理学関係56学会が加盟する一般社団法人日本心理学諸学会連合が2008年から年1回実施する事業であり、2021年からCBT(Computer Based Testing)を導入し、2023年からは年2回の試験を行います。
心理学検定は、全国47都道府県の会場で同一のコンピュータ・システムを用い、厳格な本人確認と不正防止の体制のもとに行われます。
心理学検定は、学部における心理学教育のアウトカムを測るために適していますが、さらに年2回実施によって、大学院入試の合否判定資料としての利用が拡大していくことも期待されます。
心理学検定10科目(A領域5科目とB領域5科目)の内容は、公認心理師国家試験の学部科目と重なる部分が多いですが、これは共に心理学全体を俯瞰する試験であることによります。
心理学検定 | 公認心理師(学部科目) |
<A領域> 原理・研究法・歴史 学習・認知・知覚 発達・教育 社会・感情・性格 臨床・障害 <B領域> 神経・生理 統計・測定・評価 産業・組織 健康・福祉 犯罪・非行 | 心理学研究法 心理学実験 学習・言語心理学 知覚・認知心理学 発達心理学 教育・学校心理学 感情・人格心理学 社会・集団・家族心理学 臨床心理学概論 障害者・障害児心理学 神経・生理心理学 心理学統計法 心理的アセスメント 産業・組織心理学 健康・医療心理学 福祉心理学 司法・犯罪心理学 |
試験はA領域とB領域を別々に受けるものですが、一回に両方の受検を申し込むと検定料が割引され、20人以上の団体受検にも割引制度が用意されています。
心理学検定ホームページ:https://jupaken.jp/