令和6年(2024年)能登半島地震に関する本学会としての支援等について
関係各位
日本コミュニティ心理学会では、令和6年(2024年)能登半島地震に関しまして、1月15日に高橋会長より、以下のようにコメントを発信させていただきました。
http://jscp1998.jp/etc/2024/2545/h
その後、2月5日に臨時理事会を開催し、被災した地域のコミュニティの復旧・復興に向けて、コミュニティ心理学がどのような役割を担えるか、また本学会としてどのように活動を支援可能かについて検討を行いました。
関係諸団体において被災地における直接支援の準備が行われていること等を踏まえ、本学会としても専門性を活かして、かつ他の団体や当該地域の方々とも連携協働して、活動を行いたいと考えております。
これまでに本学会では、過去の災害関連の実践・研究等で蓄積されてきたコミュニティ心理学的知見などが得られています。これらを活用し、会員の皆様と共にどのような支援が考えられるのか、コミュニティ心理学の視点から考える場としてワーキンググループを立ち上げたいと考えております。
学会として被災地支援につながる活動について検討し、研修会やワークショップの開催なども含めて、コミュニティ心理学の視点から意見交換しながら実践に繋げられる場やネットワークを作ることができればと考えております。
また、会員の皆様におかれましても様々な形での活動や支援を検討・実施されているかと思いますが、既にご案内させていただいた研究会制度(仮)も、今回のような災害などに際して、どのような支援活動が考えられるか議論できるコミュニティづくりにつなげられるのではないかと考えております。
http://jscp1998.jp/etc/2024/2547/
改めて、被災地の皆様とその支援者の方々の安全と一日も早い復興を心よりお祈り申し上げております。
また、会員のみなさまと共に、被災地の復興のためにできることから始めたいと思っております。引き続きご協力いただけますようお願い申し上げます。
日本コミュニティ心理学会 理事会一同